
グローバル・ロイズ社が販売している『Black AI・ストラテジー FX』(ブラストFX)という逆張り用のFX教材についてレビューをしていこう。同社は以前に『ドラゴン・ストラテジーFX』という、累計1万本以上売れているFX教材を販売している。
なので、ブラストFXは第二弾という事になる。
もしかしたらあなたは現在、ドラストFXを使っていて思うような結果が出ていないかもしれない。又、新しいシグナル教材を探していて「ブラストFXを使えば、もしかしら勝てるのかもしれない!」と考えてこのページに辿り着いたのだろう。
このページでは、ブラストFXに使われている6つのインジケータを始め、基本のトレード方法や前作のドラストFXとの違いなど、私が実際に試した感想のメリットやデメリットなどをまとめていく。
ブラストFXの魅力は何と言っても、
- AI搭載?
- レンジに強いスキャルピング手法
- スピーディなシグナル
- トレードの全自動機能
- 7:1のリスクリワードトレード
という所にある。
あなたがドラストFXからブラストFXに乗り換えようか迷っていたら、このページを読んだ後に、本当に買う必要があるのか、自分にとって必要なのか判断をして欲しい。
それでは早速、解説していこう。
Table of Contents
1.AI搭載?全自動のブラストFXとは
- 販売元:グローバル・ロイズ株式会社
- 発売日:2017/4/6
- 公式サイト:『Black AI・ストラテジー FX』
- 価格:39,800円(税別)
- Blog:【公式】ブラストFXブログ
- YouTube:グローバル・ロイズ株式会社
- Twitter:グローバル・ロイズ株式会社(公式)
逆張りのレンジシグナル教材
前作のドラストFXがトレンドフォローの押し目(戻り)に有効だったシグナルに対し、ブラストFXのトレードは、逆張りを狙ったシグナルトレード方法になっている。レンジの横ばいで推移している時が狙い目で、下降トレンドから上昇トレンドになるポイントや、上昇トレンドから下降トレンドになる部分を狙っていくのがセオリーとなっている。
レンジの天底をイメージすると分かり易いだろう。
レンジの下から上がっていく部分も狙えるし、上から下がっていく部分も狙えるという事になる。それぞれ、相場の買われ過ぎと思われているポイントと、売られ過ぎてるポイントを狙っていく。なので必然的に、エントリーポイントもドラストFXとは違ってくる。逆張りのトレードなのでシグナル点灯のスピードも早く、シグナルが出たら素早くエントリーしていく必要がある。
これにより往復トレードも可能となっている。
レンジの値幅を狙うのと、メインでトレードしていく時間足が5分足なので、ドラストFX同様にスキャルピング手法という事になる。
保有時間は短くて10分程で、長くても1時間以内には決済となる。
トレンドフォローも可
ブラストFXの公式サイトでは、逆張りトレードだけでなく、ドラストFXのようなトレンドフォロー押し目(戻り)でもトレードできるように解説されている。例えば、逆張りのシグナルでエントリーした後にトレンドが発生し、新たな押し目(戻り)のポイントで、エントリーシグナルが出たとしよう。
そこで新たなポジションを持つ事ができる。
このサインを活用する事によってレンジ状態だけでなく、トレンドが発生したポイントでもトレードが可能となっている。
ただしこれをやってしまうとレンジとトレンド両方を見るので、トレード過多になってしまうし、逆張りのポジションを持っているのに、新たにピラミッティングをしていく事になりお勧めはできない。
ブラストFXを使うなら逆張りに専念すべきだろう。
自動決済可能なEA?
ブラストFXの大きな特徴として、自動決済機能がEAとして付いている所だろう。エントリーした後に、この自動決済機能を発動させると、ある程度利益が伸びたポイントで自動で決済してくれる機能になっている。
- Range
- Trende
2つのモードに分かれていて、状況に合わせて使っていく事になる。
つまり、シグナルでエントリーポイントを探り、後はこのボタンを発動させればトレードが完結するので、決済をどこに置くべきか悩まずにトレードができるようになっている。このEAが必要か不要かは別として、これがブラストFXの全自動トレードの全体像となっている。
エントリーもシグナルが教えてくれるし、決済もEAがやってくれる。
ただし、損切に関してはご自身で設定するしかないので、全自動ではなく半自動と言った所だろうか。勿論、必ずこの機能を使う必要はなく手動で決済ができるし、その方が確実にパフォーマンスが安定するので、あくまで自動決済は補助と言った所だろう。
この教材の名前が『Black AI・ストラテジーFX』というネーミングなので、もしかしたらAIが搭載されているMT4インジケータなのかと思うかもしれないが、そういった事ではないので注意しよう。あくまでシグナルと自動決済のEA付き教材という事だ。ブラストFXを買ったからといって、AIが勝手にディープラーニングを始めて、トレードの検証をしたり、さらなる勝率を上げるパフォーマンスの研究を学んだりはしない。
ドラストFXの上位版では無い
ドラストFXの購入者の中には、「ブラストFXは、ドラストFXの上位版でこれを買えばもっと勝率が上がるし、パフォーマンスが高いのではないか?」という疑問を持っている方も居るだろう。
だが、ブラストFXとドラストFXは全くの別物と考えよう。
- ドラゴン・ストラテジーFX(トレンドフォロー)
- Black AI・ストラテジー FX(逆張り)
ざっくりと分けると、これらの違いになる。
なので当然、シグナルの出るポイントも違いもあるし優位性のあるポイントも変わってくる。勝率に関しても飛び抜けて高いわけでは無く、『無裁量|ドラストFXの勝率検証(5通貨)と現実30%の理由』でまとめた勝率とほぼ変わらないというのが、現実的な数字だろう。
勿論、過去チャートを遡れば勝率計算ができるので試して欲しい。
リスクリワードに重点
ブラストFXの自動決済機能とは別に、大きな特徴になっているのが、1:7(損失・利益)という報酬比率の高いリスクリワードになっている。当然だがこれだけのリスクリワードを狙っていくのであれば勝率は大きく下がってしまうし、実際に実現しようとするとこの比率をトレードしていくのが難しいのが分かる。
いくらレンジ状態でも1・3というのが現実的な数字だろう。
なぜこういったトレード方法ができるのかと言うと、レンジの逆張りを狙っていくので、レジサポにある高値(安値)の上下に損切りを置く事ができる。そうなるとエントリーポイントもレジサポ付近なので、反対に値動きしていく分だけ利益が増えていくという計算になる。
レンジの上下部分狙うイメージだと分かりやすいだろう。
2.購入後の会員コンテンツ
次に、ブラストFXの購入後コンテンツを紹介していこう。
ブラストFXダウンロードファイル
- インストーラー
マニュアルPDF&動画
- 基本ルール はじめに
- Step1 基本エントリー編
- Step2 発生中のエントリー編
- Step3 決済編
- Step4 損切編
- 基本ルールBook
その他(特典)
- トレンド発生の予兆を掴み利益拡大する方法
- トレンド発生の予兆を掴み利益拡大する方法 実例集
- トレンドの継続、転換判断に役立つ高値と安値の重要性
- 実践トレード レンジで往復利益にした場面編
- 実践トレード トレンドでの押し目買い編
- 実践トレード トレンドでの戻り売り編
- 実践トレード サインの出ていない場面でも積み増し編
- 実践トレード 総合判断編
- 実践トレード 総合判断+α編
- トレンドからごっそり!1時間半で55万円の利益!AIロボットが稼げるポイントを教えてくれる、衝撃映像!
- リアルトレード動画2017年4月24日(月)
- リアルトレード動画2017年4月26日(水)
- リアルトレード動画2017年4月26日(水)
- リアルトレード動画2017年4月26日(水)
サポート体制
- 180日間メールサポート
3.ブラストFXのインジケータ
ブラストFXでは、6つのインジケータが使われている。
主に使うのは、
- AI-Analyze
- AI-Arrows
- 自動決済ボタン
これらの3つだろう。
ブラストFXの難点でもあるが、これだけのインジケータを入れているのだから、人によってはチャートが重くなってしまうかもしれないし、ローソク足の本数が多いと通貨ペアを移動する時ももたつく場合も出る。これはインジケータを増やした事による弊害だろう。
それぞれ1つづつ解説していく。
AI-Time
AI-Time(エーアイ・タイム)は日本時間を表している。
AI-Analyze
AI-Analyze(エーアイ・アナライズ)はトレードで核となるインジケータになっている。チャートを見て頂くと分かるが、ストキャスティクスとRSIに似ており、使い方もほぼ同じと言っていいだろう。相場の底と天井を見極める事ができ、2本のラインが交差した時はトレンドの転換を示し、同じ方向に揃った時には、トレンド発生の目安になっている。
- 赤ライン(短期線 細かな動き)
- 黄色ライン(長期線 上位足のトレンド方向)
という流れになっている。
右にある数字は、「売られ過ぎ」「買われ過ぎ」を表示しており、上限75以上を天井圏(赤)、下限25以下を底値圏(青)になっている。この数字がどちらかに傾いている時に逆張りを狙っていく事で、リスクリワードの高いトレードができるようになっている。
さらにAI-Analyzeはエントリーだけに使うだけでなく、手動で決済する目安としても使う事ができ、買いであれば、短期戦の赤ラインが下向きになった所で決済になるし、売りであれば上向きになった所で決済をしていく。
用途の広い、インジケータになっている。
Black AI-Desk
Black AI-Desk(ブラックエーアイ・デスク)は、トレードがし易くなる補助ツールになっており、主に6つの機能が付いている。
- 現在のバージョン表示
- 通貨ペアと時間足
- 現在価格
- スプレッド
- ボラティリティ
- TKY Time(東京時間)LDN Time(ロンドン時間)NY Time(ニューヨーク時間)
ブラストFXがスキャルピング手法なので、Black AI-Desのボラティリティやスプレッドが1番チェックするポイントになるだろう。
自動決済ボタン
上述したが、決済モードには2つの種類があり、使い分けができるようになっている。
- Range
- Trende
それぞれどのように使い分けるのかというと、「Range」はエントリーしたポジションと反対の矢印色が出た時に決済される仕様になっている。例えば、黄色のシグナルで買いをした場合、オレンジのシグナルが出た場合に決済される。
このタイミングで決済は早く感じるかもしれないが、高速スキャルピングのようなイメージとすれば分かり易いだろうし、当然、Rang決済の場合はリスクリワードが落ちるトレードになってくる。
それに比べ「Trende」は、2本の移動平均線がゴールデンクロス(GC)、デッドクロス(DC)したタイミングで決済される。買いサインであれば、DC(短期線が長期線を下抜けした時) に自動で決済されるし、売りサインであれば、GC(短期線が長期戦を上抜けした時) に決済される仕組みになっている。Trendeの決済タイミングはパラメータで変える事ができ、リスクリワードを重視したいのであれば、移動平均線の数値を上げてやれば、決済のタイミングが遅くなるようにできる。
AI-Arrows
AI-Arrows(エーアイ・アローズ)は買いと売りのサインになる。
Moving Average
Moving Average(ムービング・アベレージ)は移動平均線のインジケータで、
- 赤 3日
- 黄色 16日
これらの数値が使われている。
4.ブラストFXのトレード
ここからは、実際のブラストFXトレードを解説していくが、インジケータの数は多くてもトレードは4つのステップで完結する。
- レンジの通貨ペアを見つける
- AI-Analyzeをチェック
- 買い(売り)サインを待ってエントリー
- 手動又は、自動決済を発動させる
これらの流れとなる。
(1)レンジの通貨
まずは、横に動いているレンジ状態の通貨ペアを見つける事から始まる。
谷の波形が出来ているサポートラインと、山になっているレジスタンスラインに線を引いていくとすぐにレンジの通貨ペアが分かるだろう。もし、デフォルトのチャートで見つけづらい場合は、チャートを1つ縮小させると、現在トレンド状態なのか、レンジ状態なのかが分かり易くなるはずだ。
上述したが公式サイトでは、レンジ状態だけでなく、トレンド時にもトレードをしていると解説されているが、トレンド状態のトレードはAI-Arrowsのタイミグが早すぎて騙しにあうケースが多くなったり、極端にリスクリワードのバランスが悪くなったりとおすすめはできない。
(2)AI-Analyzeを確認
次に、AI-Analyzeをチェックして黄色と赤の線が底値圏にあるのを確認する。(今回は買いのトレードをしていく事としよう)
黄色の線が上がっていくタイミングを待つ。
(3)サイン後エントリー
黄色の線が上がっていくのを確認し、買いサインが出たらエントリーとなる。
この時にエントリータイミングが遅いと、損切りが多くなってしまうので、サインが鳴ったタイミングでポジションを持ちたい所だ。ブラストFXではサインのアラート機能も付いているが、ここまで待ってエントリーをしても、バランスの悪いトレードになってしまうので、おすすめはできない。
逆張りなのだから、ちょっと早めで入るのがポイントになってくる。
損切を置く位置は、直近の高値(安値)になっており、エントリーが早ければ浅くできるし、遅いと損切り幅が広がってしまう。
(4)手動又は、自動決済
最後に決済ボタンを押して終了となる。
5.ブラストFXとドラストFX違い
ここまで読んで頂ければ、ブラストFXとドラストFXは全く違う教材だと分かってもらえたはずだ。ドラストFXがトレンドフォローに特化した教材だったのに対し、ブラストFXは逆張りで尚且つトレンドフォローもできるように設計されている。当然、ドラストFXの上位版でもなければ、特別にシグナルの精度が上がった訳でもない。
1番の大きな違いはシグナルの早さで、素早く逆張りスキャルピングをしていく事だろう。当然、同じチャート場面を見ていても、ブラストFXとドラストFXでは、エントリーサインが出る場所が違ってくる。
ブラストFXの方がシグナルが機敏に反応しているのが分かる。
例えばあなたが、前作のドラストFXを使ってトレードしていたとして、パフォーマンスが悪くいまいち結果が出ていなかったとしよう。そこで勝率を上げるために、ブラストFXを買った所でパフォーマンスが上がる訳ではなく、トレード方法も全く違ってくるので、また1から勉強をし直すという事になる。
トレンドフォローをしていくならドラストFXが合っているし、逆張りを狙っていくならブラストFXを使っていこう。勘違いしてほしくないのは、これらのツールはあくまでオマケであって、自分のスキルが伴っていないと何の意味もない。これらのシグナルだけに頼ってトレードをした所で、結果は悲惨な事になってしまうので注意しよう。
これはどちらの教材を使おうとも変わらない。
6.ブラストFXのメリット(デメリット)
ここでは、私が実際に試して感じたメリット・デメリットをまとめていこう。
魅力的なチャート
流石と言えるだろうが、ブラストFXのチャートデザインは魅力に見えて、ドラストFX同様、FXがしたくなるチャートと言っていい。シグナルの精度や自動決済の使い辛さを差し引いてもトレードがしたくなる。
それだけでなく、インジケータも特別感があって高級感がある。
ドラストFXよりルールが複雑
インジケータが多いという事は、それだけトレードが複雑になっている。ドラストFX経験者からすれば、覚える事が多いと感じるだろう。
通常のトレードで使うのは、
- AI-Analyze
- AI-Arrows
- 自動決済ボタン
この3つだけなので、人によっては他のインジケータを削除して、使う物だけ表示させたくなるかもしれない。普段RSIを使っているならすんなりとトレードを覚えられるだろう。
AI-Arrows回数が多過ぎ
AI-Arrowsの勝率に関しては、特別高い訳ではない。
AI-AnalyzeとAI-Arrowsだけがトレード根拠になっているので、この条件だけでトレードをしていると、どうしても根拠が乏しいと感じざる負えない。
あなたが見ている通貨ペアの数にもよるが、ブラストFXのトレード回数は群を抜いて多い。全てのポイントと言っていいほど、チャンスアラートが鳴る。それもそのはずで、レンジであれば上限になったポイントで売りができるし、下限のポイントで買いができるようになっている。つまり、連続で利益を狙えるチャンスがあるという事になる。
さらに、トレンドフォローの押し目(戻り)でも条件が揃えばエントリー可能となるので、無駄なポジションが増えていってしまう。
当然、勝率も下がってしまう計算となる。
リスクリワード1:7は不可
いくら逆張りトレードのレジサポ付近でエントリーをしていったからといって、リスクリワード1:7(損失・利益)にするのは難しいと言える。スプレッドも考慮しなければいけないし、何より損切貧乏になる可能性が高くなってしまうからだ。
これを実現しようとするなら、上位足のレンジになっている通貨ペアを探し、それぞれレジサポラインを引いた後、5分足のチャートに戻していくような、マルチタイム分析が必要となってくる。
ここまでしないと、1:7は厳しいだろう。
AI-AnalyzeとAI-Arrowsだけを頼りに、何も考えずに5分足のトレードをしていると、1:7どころか、2:1(損失・利益)というリスクリワードになるのも珍しくない数字になってくるので注意をしたい。
トレンドフォローはバランスが悪い
ブラストFXをレンジ単体で使っていくというのは、あくまで私がトレードを試した感想であって、公式サイトにはしっかりとトレンドフォローを狙っていくタイミングも教えてくれている。
上昇トレンド発生時は、AI アナライズの赤色が天井圏から下落方向へ傾いても、黄色のラインが天井圏で平行または、上昇方向を向いています。 天井圏から一旦抜けたAIアナライズの赤ラインが、底値圏に達するまでに、黄色ラインが下落方向を向かない場合は、上昇トレンド継続です。
参照:Black AI・ストラテジー FX
ただ、このポイントでエントリーをしていくなら、ドラストFXを使うべきだし、シグナルのタイミングもトレンドフォローの優位性のあるポイントで出ているわけでは無い。むしろ、レジサポ付近から遠い場所でエントリーをしていくので、損切り幅が広くなってしまいバランスの悪いトレードになってしまう。
もし、ブラストFXを使うならレンジに絞るべきだ。
自動決済機能はおまけ
ブラストFXの特徴でもある自動決済は、あくまでおまけと考えるべきだ。。
チャートが重く勝率計算がし辛い
これだけのインジケータが入っているから仕方が無いかもしれないが、チャートが重すぎるのが弱点と言える。はっきり言ってしまえば、ストレスが溜まるくらい重いといっていいだろう。
例えば、ブラストFXの勝率計算をしようと思ってMT4を左にスクロールしていっても、AI-Arrowsが正しい位置で表示されず、売買ポイントとは違うポイントで表示される。過去のどのポイントでシグナルが点灯されたの分からず、勝率計算がし辛いと言える。
高度なプログラムで組んでいるからこういった誤差になってしまうかもしれないが、使っているユーザーからすれば、頼りないツールに感じてしまうかもしれない。
レンジの環境認識が重要
ブラストFXを使っていくなら、現在の環境がレンジというのが分かっていなければならない。
つまり、サポートラインとレジスタンスラインを正しく引ける必要が出てくるという事になる。レンジの状況が分かっていないと、どこに優位性があって、どのサインならエントリーしていいのか分からないので、むやみにポジションを持つ事が多くなってしまい、パフォーマンスが上がっていかない。
レンジのスキャルピングに特化したい人向けと言える。
7. 総評:AIは無しの自動化逆張り教材
Black AI・ストラテジー FXという教材がもし本当にAIが搭載されていて、ディープラーニングを始め、自動でバージョンアップしていくなら素晴らしい教材だっただろう。
ただし今回の教材では、そういったものではなく、あくまで半自動トレードになっている。
さらに、自動決済に関しても特別それを使うまでには至らないと言っていい。ブラストFXが掲げているようなリスクリワード(1:7)を目指してトレードをしていっても、エントリー後の自動決済ボタンのTrend機能で思うように決済できずに、連続でストップに掛かってしまう事もあるだろう。
そしたら、Rangeモードでこつこつとスキャルピングをやっていくのがベストな選択肢になる。
ただ、シグナルのスピードは早めで、ドラストFXのシグナルの遅さを知っている人にとっては驚くかもしれない。その分、インジケータが多くチャートが重すぎてしまったり、チャンスが増えすぎていたりと、メリットがデメリットになってしまっていると感じた。
王道の逆張りトレードの割に、拍子抜けする場合もあるだろうに
8. Black AI・ストラテジー FX特典
Black AI・ストラテジー FXを特典付きフォームからご購入頂くと、PDFと映像をダウンロードできるようになるので、購入の際の検討にして欲しい。
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9.まとめ
もしあなたがドラストFXからの乗り換えでブラストFXを買おうか迷っていたら、そう甘くは無いと思ったはずだ。
レンジで逆張りを狙っていくことでリスクリワードは上がるが、AI-Arrowsが様々なポイントでサインを出すので、無駄なポジションも増えてしまい、結局優位性のあるポイントでトレードができなくなってしまう。AIと全自動機能というよりは、レンジの逆張りスキャルピングという方がしっくりとくる。
さらに、レンジ相場でのAI-AnalyzeとAI-Arrowsだけを根拠にトレードをしていくのは、心もとないと言えるので、ブラストFXを使う場合は、優位性を高める工夫をご自身で足す必要がある。
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