倉本流|ネオ・スキャルピングFXレビュー

グローバル・ロイズ株式会社と書道家トレーダーとして活動している、倉本知明氏がジョイントして「ネオ・スキャルピングFX」(ネオスキャFX)というFX教材をリリースしたので、レビューをしていく。

教材の名前にもなっているように、トレード方法はスキャルピングで、手法はレンジ抜けを狙ったブレイクアウト手法になっている。

過去にもグローバル・ロイズ社は下記のコンテンツを販売してきた。

  • ドラゴン・ストラテジーFX
  • Black AI Strategy FX
  • モンスター・トレンドゾーンFX
  • プロフェッショナル・トリガーFX
  • 未来予知FX

以前は5分足メインのトレードが多かったのが、今回は1分足を使ったスキャルピングトレードになっている。

私自身、スキャルピングトレードを推奨していないが、今回のネオスキャFXは、”奇跡の1分足スキャルピングロジック”ということで、何か新しい事を学べるという期待を持っていた。だがしかし、その内容を見て、やや拍子抜けしてしまったというのが本音だ。

実際に使った感想を含め、参考にしてほしい。

1.書道家トレーダーの倉本知明ってどんな人物?

ネオスキャXがどんな教材なのかという前に、この教材を監修している倉本知明(くらもとちめい)というのが、どんな人物なのかをまとめていく。

なぜなら、ネオスキャFXも書道にヒントを得て開発した手法と言っているからだ。

1-1.書道師範の免許を持つ”書道トレーダー”

倉本知明氏は、書道トレーダーとして活動している。

書道の腕前は、『文化書道学会公認 師範免許証』(師範免許)を持つほどで、FXトレーダーの中では、異才の肩書きと言っていいかもしれない。どちらをメインでやっているかは分からないが、最近のFX業界では、こういった変わった肩書きや、インフルエンサーとジョイントして商品を販売する傾向にある。

  • プロフェッショナル・トリガーFX:コースケ氏
  • ゲイスキャFX:もってぃー氏

それぞれ人気のFX教材と言えるだろう。

1-2.倉本知明氏のSNSアカウント

倉本知明氏はSNSをやっているので、ネオスキャFXに興味あったらフォローして、普段どんなトレードをしているのか、確認してみて欲しい。

1-3.過去教材『画竜点睛』(がりょうてんせい)を販売

倉本知明氏は過去に『画竜点睛』という教材もリリースしている。

この教材は、酒田五法を自己流(現代版ローソク足投資術)にアレンジしたもので、ローソク足のプライスアクションに焦点を当てた物になっている。今回販売する、ネオスキャFXでは、プライスアクションは使わないので、それぞれ別のコンテンツと考えるべきだろう。

2.「ネオ・スキャルピングFX」とは

それでは、今回販売されたネオスキャFXを解説していく。

2-1.ネオ・スキャルピングFX:商品概要

  • 販売元:グローバル・ロイズ株式会社
  • 監修:書道トレーダー倉本知明
  • 発売日:2019/8/16
  • 公式サイト:『ネオ・スキャルピングFX
  • 販売価格:49,800円(税別)

2-2.1分足を使ったスキャルピングトレード

ネオスキャFXチャート画面

ネオスキャFXは、1分足チャートを使った「スキャルピングトレード」だ。

付属のシグナルツールを見てエントリーポイントを確認し、スキャルピングで短期売買を繰り返すというスタイルになっている。

1度の値幅を狙うより、トレード回数にこだわった印象を受ける。

なぜなら、1ヶ月に2400回のトレードチャンスがあると謳っているからだ。ネオスキャFXで推奨されている通貨ペアは8つある。

  • EUR/USD
  • GBP/USD
  • GBP/JPY
  • EUR/GBP
  • USD/CHF
  • USD/CAD
  • AUD/USD
  • USD/JPY

これらのチャンスを1ヶ月合計すると、2400回になる計算になる。さらに時間帯も、日本時間の16時以降で、ボラティリティが高くなったタイムゾーンを狙っていく。これらの通貨ペアとタイムゾーンを見て分かる通り、あくまで推奨されているだけであって、どの通貨ペア・時間帯であってもパフォーマンスに大きな影響は無いだろうと感じる。

2-3.ロジックは「王道のブレイクアウト手法」

ネオスキャFXの販売ページを見ても、どのようなロジックでトレードをしていくのか解説をされていないし、ましてやどの部分に優位性があるのか、全く解説されていない。キャッチフレーズの”奇跡の1分足スキャルピングロジック”と言われてもぴんと来ないだろう。

なので、この手法を一言でまとめると、「王道のブレイクアウト手法」だ。

上位足の意識される価格(レジサポ)に線を引いて、下位足でレンジになっている所を見つけ、1分足チャートでブレイクした所をエントリーしていくという流れだ。これをインジケータと、シグナルを使って初心者向けに作られているというのが、ネオスキャFXの全てになる。

目新しさや、斬新さよりも「王道の手法」と言った方が正しい。

2-4.多彩なインジケータとチャート画面

先ほどのチャート画面を見て頂ければ分かるが、ネオスキャFXのチャート画面は多彩なインジケータで構成されている。なんとなく、「華やかなチャート画面で面白そう」「プロっぽいトレードが出来そう」などいう印象を持つ方もいるかもしれない。

あとで詳しく解説するが、ネオスキャFXは合計9種類のインジケータが使われている。

2-5.上位足の値幅を1分足で狙うイメージ

トレード手法はブレイクアウトだが、それのどこを狙っていくのかといえば、1時間足の値幅を狙っていくことにある。

例えば、1時間足のサポートラインを「スタート」と過程しよう。「ゴール」は、1時間足のレジスタンスラインとなる。この中で下位足は、上昇(下降)トレンドになったり、レンジになったりする。この、スタート地点からゴール地点に行くまでの道のりを1分足で狙っていくという流れだ。それも、マルチタイム分析などせずに、1分足単体で完結出来る仕様になっている。

1時間足のレジサポ手前にリミットを置く事で、跳ね返される前に避けるイメージに近い。

2-6.トレード全てがシグナル化されたツール

ネオスキャFXは初心者向けに作られているだけあって、エントリータイミングから、決済のポイントまで、全てシグナル化されているのが特徴だ。それだけでなく、ピラミッティング(ポジション増し)のサインまで出現する。

エントリーサインが出るインジケータはたくさんあるが、決済サインが出るのは、初心者の方には嬉しいかもしれない。勿論、決済サインを使わず、どの位の所にストップ・リミットを置けばいいのか、目安となる物もあるので、トレードをしていて、迷う事は少ないだろうと感じる。

その反面、「なぜそのポイントにストップ・リミットを置くのか」などの解説はされていないので、やや説明不足に感じる箇所もある。

3.購入後の会員コンテンツ内容

ネオスキャFX会員コンテンツ

次に、ネオスキャFX購入後のコンテンツを紹介する。

3-1.ネオ・スキャルピングFXダウンロード

  • ネオスキャFXインストーラー
  • ネオスキャFXファイル一式

3-2.動画マニュアル・PDF&動画

  • インジケーターマニュアル
  • 【基本ルール】エントリーと決済・損切方法
  • 【応用ルール1】トレンドステップを使った追撃サインのエントリー方法
  • 【応用ルール2】より優位性の高いエントリーサインの見極め方
  • 【応用ルール3】グリーンバンドを活かしたエントリー方法
  • 【応用ルール4】利益率を上げやすい決済と損切タイミング

3-3.その他(特典など)

  • 倉本流「利益率を上げる資金管理テクニック」
  • 倉本流オリジナルトレードテクニック1短期決着!ピンチをチャンスに変えるテクニック!
  • 倉本流オリジナルトレードテクニック2わずかな時間で利益を最大化する短期トレード法!
  • 倉本流オリジナルトレードテクニック3トレンドの波に乗ってごっそり利益をねらう秘術!
  • 倉本流オリジナルトレードテクニック4利益を当たり前のように積み重ねる!高勝率Victoryサイン!
  • 【特典】MT4操作マニュアル
  • 【特典】これであなたもプロトレーダー!?「OCO注文」徹底解説
  • 【特典】フォローアップPDF
  • 【倉本知明によるトレード術皆伝動画 – GBPJPY – 】ゾーン幅を1撃で手早く抜いて、手堅く利益!
  • 【倉本知明によるトレード術皆伝動画 – GBPJPY – 】グリーンバンド抜けで手早く決済!
  • 【倉本知明によるトレード術皆伝動画 – EURGBP – 】サインBですかさず2連続追撃エントリー!
  • 【倉本知明によるトレード術皆伝動画 – GBPUSD – 】レッドラインでの反発を見極めて2連勝!
  • 【倉本知明によるトレード術皆伝動画 – NZDUSD – 】トレンドの転換を見極めて、根こそぎ利益!

3-4.サポート体制

  • 180日間メールサポート
  • サイト内コメント無制限返信

4.ネオ・スキャルピングFXのインジケータ9種解説

ネオスキャFXには、9種類のインジケータが使われている。正直、この中にはブレイクトレードに全く必要が無い、見栄えだけのインジケータがあるのも事実だ。

  1. エントリーサインA
  2. 決済サインA
  3. エントリーサインB
  4. 決済サインB
  5. グリーンバンド
  6. レッドライン
  7. トレンドステップ
  8. プライスゾーン

それぞれ詳しく解説をしていく。

4-1.(1)エントリーサインA

エントリーサインA

この赤と青の矢印が、基本のエントリーサインになる。

レンジブレイクした後は、この「エントリーサインA」を待って、ロング・ショートをしていく。

4-2.(2)決済サインA

決済サインA

先ほどの、エントリーサインAを決済するサインがこの、「決済サインA」になる。

4-3.(3)エントリーサインB

エントリーサインB

このサインは、いわゆるピラミッティングをするためのサインだ。例えば、エントリーサインAでエントリーをしていたとする。その後に、この「エントリーサインB」が出たら、さらに追加でエントリーできるという形になっている。

当然だが、利益と損失は倍になる計算だ。

※ピラミッティング について

私はピラミッティングを絶対にすべきではないと考えている。なぜなら、わざわざ優位性のあるポイントから遠ざかっているのに、ポジションを増す意味が無いからだ。ブレイクアウト手法でいえば、1番オイシイのは、ブレイク後のレジサポ付近でエントリーするポイントだ。このポイントから遠ざかるほど、リスクは高まっていく。それなら最初のポイントでロットを入れるべきだ。

4-4.(4)決済サインB

決済サインB

エントリーサインBでピラミッティングしたポジションを決済するのが、「決済サインB」になる。

4-5.(5)グリーンバンド

グリーンバンド

チャートにある、2本の線は「グリーンバンド」と呼ばれる、1時間足の値動きを表したバンドだ。これが、「スタート」「ゴール」と考えると分かりやすいだろう。このグリーンバンドの中を1分足で狙っていくという事になる。

グリーンバンド付近は意識される価格のため、ポジションを持ち続けていると跳ね返される可能性が高くなる。なので、リミットを置く時はこれよりも、手前にするというのが基本だ。

そしてこのグリーンバンドをローソク足が抜けていくようであれば、1時間足のレジサポも変わるので、新たなグリーンバンドの中の値幅を狙うという事になる。グリーンバンドは、ボリンジャーバンドに似ているが、ネオスキャFXのオリジナルインジケータになっている。

4-6.(6)レッドライン

レッドライン

「レッドライン」は、赤く伸びている線の呼び名だ。

主に、損切りの目安に使って、この上下にストップを置くようになる。レッドラインは、15分足の値動きになぞって計算されている。これは、移動平均線のEMA仕様になっている。

4-7.(7)トレンドステップ

トレンドステップ

ローソク足の羅列によって、上昇(下降)トレンドなのか一目で分かるように判断できるのが、「トレンドステップ」と呼ばれるオレンジと緑の点線になる。オレンジが並んでいれば上昇トレンドだし、緑が並べば下降トレンドとなる。

このインジケータの用途はほとんど無く、印象はチャートの”飾り”という意味に感じてしまう。

4-8.(8)トレンドメーター

トレンドメーター

チャートの右上に出ているのが、この「トレンドメーター」というインジケータだ。

このトレンドメーターの特徴は、

  • 時間足
  • 通貨ペア
  • 現在の価格
  • スプレッド
  • ロング・ショートの判断
  • 次の時間足が形成されるまでの時間

などの用途がある。見ればすぐに使えるようになるだろう。

!注

あなたが、Macintoshのパソコンを使っていて、ネオスキャFXのチャートを使う時は注意が必要になる。なぜなら、この「トレンドメーター」だけは文字化けを直すことができない。インジケータのプログラム上、他と連動しており、カラーを変えただけでは、トレンドメーターに変化が無いからだ。

もしMacintoshで使う時は、「Neo_Scal_Main_Logic」にある「LayoutSizeRatio(%)」「TextSineRatio(%)」の数値を0にするのがオススメだ。これにすると、トレンドメーターは消えるが、通常と同じようにトレードが出来るようになる。

4-9.(9)プライスゾーン

プライスゾーン

ネオスキャFXで1番大事なのが、この「プライスゾーン」と呼ばれる灰色部分のインジケータだ。この部分がレンジを意味をしており、これをローソク足が抜けていくようなら、トレードチャンスが生まれるということになる。さらに、”(6)”で解説したレッドラインと同様に、プライスゾーンの幅もストップ・リミットの目安になるので、トレードの軸になると言っても過言ではない。

簡単に言ってしまえば、このプライスゾーンがネオスキャFXの全てで、他の物はオマケと言っていい。

プライスゾーン内にローソク足がある時は、上位足(3〜5分足)がレンジの状態で、相場が揉み合っている状態。当然、1分足チャートでも、エントリーサインが出ないようになっている。ネオスキャFXのトレードは、このプライスゾーンを上下どちらかにブレイクするのを待つという流れになる。

さらにプライスゾーンの幅は、ストップ・リミットの目安になる物で、この幅が30pipsなら、ストップ・リミットも30pipsに設定するのが基本になってくる。

プライスゾーンは、日本時間の12時〜16時の高値・安値を測定し、形成されるようになっている。そして測定後の、日本時間16時にプライスゾーンが確定し、表示される。

5.ネオ・スキャルピングFXの基本トレード解説

それでは実際に、ネオスキャFXでどのようにトレードをしていくのか、手順を解説していく。多くのルールや、インジケータがあるが、本当はたったの5ステップで完結する。

簡潔に解説するので、参考にしてほしい。

5-1.ステップ1:プライスゾーンを見つける

プライスゾーンを見つける

まずは、レンジになっている所を見つけるため「プライスゾーン」を見つけることから始まる。

チェック!

プライスゾーンを見つける時のコツは、5分足チャートで探すと、一瞬で見つける事ができる。1分足チャートだと、左に長くスクロールする必要があるため、面倒に感じてしまう。これが5分足ならチャートを俯瞰して見れるので、一発で発見できるという事だ。5分足だからといって、プライスゾーンの表示に問題も無い。

5-2.ステップ2:プライスゾーンの上下に線を2本引く

ネオスキャFXのゾーン上下に線

次に、先ほどのプライスゾーンの上下に2本の線を引く。それぞれ1分足では、レジスタンスライン・サポートラインという意味合いになっている。

5-3.ステップ3:ローソク足がブレイク(矢印)するのを待つ

あとは、チャートを1分足に戻して、ローソク足がレンジブレイクするのを待とう。

!注

レンジブレイクは、ローソク足がきちんと抜けているか?が重要なポイントとなる。中途半端に抜けてシグナルが出ても、戻される可能性は高いので、きちんとブレイクするのを待とう。それと、完全に騙しを防ぐことはできない。FXは、その騙しを含め確率トレードということになる。騙しを回避しようと思ってよけいなインジケータを追加すると、パフォーマンスは落ちる。

5-4.ステップ4:成行エントリー又はIFDONE OCO注文

ネオスキャFXエントリータイミング

”ステップ2”で引いた線をローソク足が抜けてきたら、エントリーとなる。

エントリー方法は、「成行注文」と「IFDONE OCO注文」があるが、基本的には、IFDONE OCOを使おう。レジサポをブレイクして、すぐにエントリーするのではなく、ローソク足が戻ってきた所をエントリーするという形がベストになる。

これだとストップを狭められるし、トレードのバランス力が上がるためだ。

仮に、IFDONE OCO注文を使っていて指値に掛からずローソク足が伸びていっても全く気にしなくて良い。なぜなら、1分足でチャンスは無数にあるので、待てばすぐにやって来るからだ。

5-5.ステップ5:サインAが出たら決済・終了

ネオスキャFX決済

最後に決済をして、終了となる。IFDONE OCO注文をしていた場合は、ストップ・リミットに到達するまでほったらかしにできるというメリットもある。

以上がネオスキャFXの基本トレードだ。

6.実際に使用した感想|メリット・デメリット

ここからは、私が実際にネオスキャFXを使ったメリット・デメリットをまとめていく。これから購入・検討している方は参考にしてみて欲しい。

6-1.ネオ・スキャルピングFXのメリット

6-1-1.覚えるパターンは1つのシンプルなトレード手法

ネオスキャFXで覚えるパターンはたったの1つになる。

インジケータが9種類もあって複雑に見えるが、ネオスキャFXの手法自体はレンジブレイクなので、覚える事は少なく、シンプルなトレード方法になっている。上位足の意識される価格を見つけて、その間の値幅のレンジを待ってトレードを繰り返すだけなので、再現性が高く、パフォーマンスが安定しやすいという特徴がある。

これは非常に大きなメリットだ。

6-1-2.IFDONE OCO注文で自由度を高められる

注文方法がIFDONE OCOなので、エントリー時にストップ・リミットを入れて、その後はほったからしにする事が可能だ。つまり、チャートすら見ないで、自由度を高くする事ができる。

さらに、利益確定を早めたり、損切り幅を広くしたりする悪習も防げる。

6-1-3.優位性のパターンが分かれば、上位足に応用可能

ネオスキャFX1時間足

ブレイクアウトの手法上、応用がし易くなっている。

例えば、ネオスキャFXの1分足チャートを1時間足にしてトレード回数を減らし、その代わりに、値幅を狙っていくようなスタイルにしても良い。このトレードをするために特別新しい事を覚える必要はないし、1分足チャートでやっていた事を、そのまま1時間足にするだけなので簡単だ。

ただ1時間足を狙っていく場合は、プライスゾーンのインジケータが使えないので、ご自身でレンジを見つけて、レジサポラインを引く必要がある。

6-1-4.単一時間足を見てトレードが完結するので、迷いが無い

FXにおいて迷いが出たり、複雑というのはそれだけで、パフォーマンスがグッと落ちる。なぜなら、毎回同じ事を繰り返すことでしか、確率トレードにはならないからだ。つまり、「1000回トレードをして、勝率が一定」というのが理想だ。

ネオスキャFXでは、基本的に単一時間足しか見ない。つまり、1分足チャートだけでトレードを完結することができる。こういった方法は迷いが無いので、毎回同じ所でエントリーができるし、ストップ・リミットも入れられ、勝率を一定にできるため、大きなアドバンテージとなる。

6-1-5.サイト内のコメント無制限サポート

ネオスキャFXの会員サイト内であれば、コメント無制限のサポートをしてくれるのはありがたい。返信も、倉本知明氏がしてくれるので、購入者にとっては、心強い味方になってくれるであろう。

コメントを返信しているのを確認したが、どれにもしっかりと答えている印象があった。

6-2.ネオ・スキャルピングFXのデメリット

6-2-1.ブレイクアウト手法の割にルールが複雑

FX初心者にも再現しやすいように、ツールを作成したとは思うが、ブレイクアウト手法1つにしては、ルールやインジケータが複雑過ぎる。よけいなインジケータやルールを足し過ぎていると言える。

チャートを華やかにするよりも、なぜブレイクアウト手法に優位性が生まれるのか?IFDONE OCO注文のストップ・リミットのバランス解説などを、もっと丁寧にするべきだと感じた。

ツールだけに頼っても、応用ができないトレーダーになってしまう。

6-2-2.インジケータが9種類もありチャートが重い

9種類のインジケータが入っていれば当然だが、チャートが重く鈍い。スクロールした時や、時間足を変えた時に、チャートがもたつくので、人によってはストレスに感じるはずだ。お使いのパソコンによっては、チャートが固まってしまう事もあるだろう。

6-2-3.重要な「プライスゾーン」の決まり方が弱い

ネオスキャFXで1番大事なプライスゾーンのインジケータだが、この決まり方に対して、私の納得できるものではなかった。というのも、この灰色ボックスが表示されるのは、日本時間12時〜16時の間に形成される高値・安値の価格帯で計算しているだけだからだ。

確かに、そのタイムゾーンは値動きが少なく、値動きが横ばいになる。

だったらもう一歩踏み込んで、波形などの解説もするべきで、日本時間のレンジを抜けたらトレードしていくという解説では、荒っぽさが目立ってしまうと感じる。勿論、実際にトレードする際は、チャートを左にスクロールすれば勝率を検証する事ができるので、ぜひやってほしい。

6-2-4.優位性の無いエントリーとポジション増しの矢印が無駄

ネオスキャFXを使う人の中には、ピラミッティングで利益を増やしたいと考えているだろうが、優位性が無いのでやめた方が良い。1回のトレードで何個もポジションを持つことを推奨しているのも、危険な考え方だ。

例えば、エントリーサインAでエントリーできなかった人が、エントリーサインBで入るなどの使い方なら問題がないが、わざわざ増し玉をして危険を冒すというのは、悪いトレードの典型となる。

会員サイトで解説されている倉本氏の増し玉手法も、リスクリワードのバランスが悪い。

何度も言うようだが、ポジションを増やしても意味が無く、1番優位性のあるポイントで、自分の資金に合わせたロットを入れるべきだ。どうしてもこれが理解できない人は、pipsの概念に囚われてしまっているので、トレードの勉強をする前に資金管理を学ぼう。

さらにメインの時間足が1分足なので、トレード貧乏になる可能性が出てくる。これは、トレード回数ばかりこなして、利益が残らない事を言う。1分足チャートで、スプレッドを考慮しつつ、リスクリワードと勝率を安定させるのは、初心者にとっては難しい。

私なら、まず手を出したくない時間足だ。

6-2-5.証券会社によってスプレッドが命取りに

1分足のトレードは使っている証券会社によって、命取りになる。

スプレッドが狭い証券会社ならいいが、海外証券でスプレッドが広いと、それだけで不利なトレードになってしまう。ストップとリミットのバランスが取り辛くなるためだ。これが1時間足なら何も問題ないが、1分足チャートだとどうしても、スプレッド負けという可能性性も出てきてしまう。

7.総評:ネオスキャFXはシンプルを複雑にしたFX教材

FXに限らず、”シンプル”というのは物事の真理だ。

今回のネオスキャFXで言えば、1分足チャートを使い、王道のブレイクアウト手法でトレードを繰り返していくだけ。それなのに、無駄な要素を入れ過ぎたように感じてしまう。

何より、FX初心者の方こそ難しい事を取り入れたくなるものだ。

ネオスキャFXを買って、今回のブレイク手法を学んだとしよう。だがしかし、実際どこのポイントに優位性があって、なぜそこでエントリーをすると利益が伸びるのか?なぜ、ストップはプライスゾーンやレッドラインを使うのか?これらの、説明すら出来ないだろう。

もっと言えば、1分足にこだわる必要だってない。

なぜなら、レンジブレイク手法は「ストップが守られやすく、利益が伸びやすい」という、FXの優位性のある条件を満たしているからだ。30分足や、1時間足チャートにした所で、パフーマンスが大きく崩れる事もない。

それなら、初心者の方でも再現しやすい、中長期足にするべきだろう。

どうしても私には、インジケータにこだわりすぎて、抑えておくべき大事な所を、逃してしまっているイメージを拭えない。もし今後、購入・ご検討されている方は、エントリーサインAの意味を考えて、「なぜこのポイントのシグナルはトレードが可能で、優位性があるのか?」などを考えると、応用が出来るようになるはずだ。

8.「ネオ・スキャルピングFX」の小技3つ紹介

最後に、ネオスキャFXのようなブレイクアウト手法を生かす方法を紹介していく。

8-1.(1)ブレイク手法らしく3つ以上の波形を待てば良い

ブレイク手法の波形

元来、ブレイクアウト手法の考え方はシンプルで、意識されている価格の波形を3つ以上待つだけでいい。この方が、シンプルだろう。あとはエントリー時に、上位足を確認して、ブレイクした付近にレジサポが無いか確認をすれば、ブレイクアウト手法が完成する。

意識されている価格で波形が何個もできているのが、重要だ。

上のチャートで見れば、意識されている価格をローソク足が明確に抜けることによって、ショートをしているトレーダーは焦ってポジションを投げるし、ブレイク待ちのトレーダーは買いの注文を入れてくる。つまり、注文が入りやすく、利益が伸びやすいポイントに変わる。

とうぜん、全ての時間足に共通して優位性がある。

8-2.(2)ブレイク後の”抜け感”が大事

ブレイク後の抜け感

ブレイクエントリーで優位性を上げるコツは、「ブレイクしたローソク足がどの位の勢いがあるか?」というのをチェックしよう。勢いが強いほど他のトレーダーも焦るし、売買の注文も入りやすくなるからだ。つまり、利益が伸びる確率が高くなる。

できれば、「大陽線」や戻しの「スパイク」が理想だ。

この2つのプライスアクションを組み合わせるだけで、ブレイクアウトの手法はさらに優位性が上がっていく。

8-3.(3)当然、ブレイク直前の逆張りも狙える

ブレイク手法の逆張り

レンジ中というのは、逆張りを狙っていけるタイミングでもある。

レンジの上限(レジスタンスライン・サポートライン)付近で逆張りエントリーをする事で、ストップが守られやすく、利益が伸びやすいトレード方法となる。ネオスキャFXでいえば、プライスゾーンでブレイクしなかったローソク足を確認して、ロング・ショートを入れるという流れになる。

逆張りでは「V字」や「はらみ足」のプライスアクションを使おう。

9.ネオ・スキャルピングFX特典:PDF&映像

  • 【PDF特典1】初月から月収70万円!?逆行をチャンスに変える方法
  • 【PDF特典2】利益を2倍、3倍に!トレンドの起点を見極める方法
  • 【PDF特典3】勝率90%を目指せる!ダブルトップの認識を活用したエントリー
  • 【映像特典4】ネオスキャFXスペシャル企画!倉本知明流・待つべき決済

10.まとめ

私個人の感想で言えば、ネオスキャFXは、「インジケータに力を入れすぎず、ブレイク手法とローソク足だけにフォーカスすべきだった。」と感じている。

1分足チャートとインジケータに頼りすぎた事で、FX初心者は応用がし辛く、なぜそこに優位性があるのか説明も出来ないと感じたためだ。さらに、ピラミッティングなどの矢印を追加して、無駄なポジション増しは真似をすべきではない。

ただ、手法自体は王道のブレイク手法で検証もされ尽くされており、ある程度パフォーマンスが出ることは証明済みと言える。ネオスキャFXのゴールを数字で言えば、リスクリワード1;1、勝率56%前後が目指すべきゴールになるだろう。

ネオ・スキャルピングFX
無料EBook:SIMPLICITY TRADE FX勝率60%1日10分のシンプルトレード

真っ白なチャートと、ローソク足だけを使ったトレード方法を解説したEBookをまとめました。チャートをごちゃごちゃにしているインジケータを捨てて、もっとシンプルにFXをやってみませんか?

このトレードの特徴は、勝率60%1日10分チャートを見るだけの方法です。

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など、普段インジケータのトレードにハマっている方にこそ読んで欲しいと考えています。分かりずらい所は、動画ウェビナーを10本収録して解説をしました。

基本に忠実で地味ですが、パフォーマンスは出ます。

ミセスワタナベ.JP

  1. 深谷 勇樹 より:

    こんにちは。
    SIMPLICITY TRADE FXは無料で利用できるものなのでしょうか。

  2. ゆうき より:

    買いました。特典の動画も見ましたが、損切り幅が利益に対して大きすぎです。

    コツコツドカンです。
    ポジション保有時間も10時間とかザラです。

    オススメできません。騙されました。

    • ゆうきさん、こんにちは👏お返事遅くなりました😑😐🤔🙄😶😟😖😣😂

      確かに、ネオスキャFXのリスクリワードバランスをプライスゾーンに設定すると、広めになってしまいますよね。なので、プライスゾーン付近まで引きつけてIFDONE OCO注文を入れるか、その半分でバランスが良いと感じます。それなら反発しやすいポイントなので、ポジションも守られやすいですし⛰🌲🍃